2024.08.09
8/28(水)に発売するトリビュートアルバム『もしも生まれ変わったならそっとこんな声になって』参加アーティスト11組からいただいた、クリープハイプへのメッセージを公開しました!
また、8/10(土)から3日連続で、クリープハイプメンバーから参加アーティストへのメッセージ動画も公式YouTubeチャンネルにて順次公開予定です。
<参加アーティストメッセージ>
※敬称略/アルバム収録曲順
●Fukase / SEKAI NO OWARI
「プライドを持ってpopsにする」って尾崎くんに言ったら「プライドを持ってpopsって良い言葉だなぁ」と言ってもらえたから真っ直ぐSEKAI NO OWARIができたと思う。
完成した時に原曲を聴いたら「届かなかったか」と凹んだけど、後悔はしてない。
●ヨルシカ
ヨルシカです。お話をいただいた当初「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」「エロ」「憂、燦々」の3択でどれにしようか延々と悩み続けましたが、尾崎さんからの希望もあって「憂、燦々」をやることに決まりました。原曲でも鍵盤参加をしている平畑徹也さんがヨルシカのレコーディングメンバーにもいるという偶然の繋がりがあるので、折角なら再現度の高いカバーを目指そうと試みています。平畑さんには十年以上前の記憶を引っ張り出してもらいながら、サビ前のピアノを再現したり、メロトロンを重ねてもらったりと頑張っていただきました。
同じフレーズ、楽器構成でも演奏するバンドによって面白いくらいに違いが出るんだということを伝えるためのアレンジです。カバーでありながらも、クリープハイプというバンドの持つ演奏者としての素晴らしい個性を、間接的に思い返せるような音源になっていれば幸いです。
●TAKUMA / 10-FEET
尾崎くんとは最初のうちはフェス会場で挨拶するぐらいの仲でしたが、クリープハイプの音楽を普段からよく聴く様になっていき、対談などの場も含めて少しずつ対面する機会が増えてきた頃に野球好きという共通の趣味を知り親近感が増していき、そして今に至ります。
昔からの仲では無いですが仲良くなるまで早かった気がします。
オファーを貰えた時は友達と認められた様な気持ちになって嬉しかったです。
クリープハイプとは気を遣わずゆったり波長が合う気がすると言うか、全てを確認せずとも良い友達で居続けられる様な気がしてます。
今回この楽曲をやる事になった経緯ですが、ここ数年ライブ前に自分を鼓舞する様な心のSEとして個人的にずっと聴いていました。思入れが強く、長かったので、この曲「手と手」を選ばせて貰いました。
尾崎くんとは野球という共通の趣味でもよく話をしますが、
今後、プライベートでもタイガース対スワローズの試合観に行きたいです。
●NAOKI / 10-FEET
京都大作戦に出ていただいたり色んなフェスなどで顔を合わせる機会があるクリープハイプ。
今回オファーいただいてめちゃくちゃ嬉しかったです。
とても勢いのある楽曲だったのでライヴ感があって楽しかったです。
いつかクリープハイプと一緒にステージでワチャワチャ絡んでみたいですね。
●KOUICHI / 10-FEET
楽曲の持つ良さを残しながら皆であーだこーだ言いながらアレンジしつつ、その中にしっかり10-FEETらしさを注入出来たと思うので気に入ってもらえると嬉しいです!
●田淵智也 / UNISON SQUARE GARDEN
俺クリープハイプの今の4人が正式メンバーになった瞬間客席で見てるんですよね。自慢できるなー。
でも、尾崎さんとの出会いはもっと前から。
今に至るまで、歌と音楽と人間に、何度となく救われてきました。
俺の話を面白がってくれて、音楽を褒めてくれて。
辞められない理由をいっぱい作ってくれました。
お祝いしないわけないでしょ。
ちなみに俺HE IS MINEよりSHE IS FINE派ですよ。
「後悔の高さ÷2」って!!!!
●ano
このたびこんな素敵な場所に参加させていただけてとてもうれしいです。僕、満ちては輝かしい光に吸い取られ、空っからな身体で今も愛憎の海を泳ぎ続けてます。そこにクリープハイプの音楽、言葉、声は輝かしさも蹴散らす奇妙で歪な形で凹凸を埋めてくれます。社会の窓。殴るように声を入れました。気持ち悪いと言われるこの声、可哀想だと思って聴いてあげてみてください。
●indigo la End
大好きな曲をカバーしました。原曲の良さをそのまま抽出しながらも、随所にindigo風味を散りばめたアレンジになりました。尾崎さんの歌を僕が歌えるかが一番の課題でしたが、かなり良い歌が録れたのではないかと思っております。あとはとにかくもう曲が良い。良過ぎる。どうにか僕の曲にならないかなと常々妄想していましたが、カバーすることでほんのちょっとだけ叶いました。転生したら尾崎さんになりたいです。お願いします。
●WurtS
今回クリープハイプのトリビュートに参加させて頂いたWurtSです。
クリープハイプの音楽と中学生の頃に初めて出会ってそこからずっと聴いていたため、お話を頂いた時は本当に光栄でした。
キケンナアソビという楽曲は人間の感情の揺れ動きを繊細に切り取った楽曲だと思います。僕も今回トリビュートする上で何度もこの楽曲を聴き直し、より楽曲の想いや言葉を汲み取ることができた気がしました。
カラッと乾いたサウンドの中で歌詞にどこか後を引いている余韻を感じ、この表現をWurtSならどう表現するだろうと試行錯誤しました。
僕にとって初めてのトリビュートでしたが自信を持って自分の中で抱いていた楽曲のイメージを100%表現できたと思います。
●加藤隆志 / 東京スカパラダイスオーケストラ
クリープハイプ15周年記念トリビュートアルバムの発売おめでとうございます。錚々たるメンバーの中にスカパラも参加させてもらえたこと本当に嬉しく思います。
「ナイトオンザプラネット」
クリープハイプそしてファンの方々にとってとても大切な曲であり、今回さらに尾崎くん本人が歌ってくれるということだったので、多少プレッシャーも感じましたが、
編曲にあたってはみんなこの曲に導かれるように、レコードを持ち寄ってアイデアを出し合った昔を思い出しながら、懐かしい気持ちで楽しくアレンジすることが出来ました。
インストバンドとしてスカパラからクリープハイプへのリスペクトや愛情は、メンバー各々の演奏にしっかり注ぎ込めたと思います。
尾崎くんの新しい歌も最高で、この曲の素晴らしさを再認識することが出来ました。
お互い忙しくてレコーディングでは会えなかったけれど、いつかライブでこの曲を一緒に演奏出来る日を楽しみにしています。
●トータス松本 / ウルフルズ
個人的な事を言うと、僕は二十九の年にアルバム「BANZAI」が当たって、三十に成りたての頃に「ガッツだぜ!」で初めて紅白歌合戦に出たのです。なので今回、尾崎くんから「この曲でお願いします」と言われたからには引き受けるしかないし、引き受けたからにはいっそ我の強いものを作るしかない。いやー、楽しかった。ウルフルズに声をかけてくれてありがとう!おかげでなんかまたあの頃を追体験できた気がしたよ。
●椎木知仁 / My Hair is Bad
2017年1月19日夕方。大雨の降る駅前で尾崎さんから送ってもらった"ただ"の音源を聴いたことを今も鮮明に覚えています。もう長々書くことはありません。いつまでもありがとうございます。これからもずっとバンド続けて下さい。15周年、おめでとうございます。
●back number
【クリープハイプ、バンド】
「頭や心の中の気持ちや景色」を的確でいて精密に表現してくれてる楽曲が見当たらないから自分で歌を作って歌詞を書いている、みたいなところがあって。長いこと続けちゃったもんだからそこにプライドじみたものもあって。
なのでそれに近しいものを耳にすると「やられた」「俺が書きたかった」なんて感じたりします。
でもクリープハイプの『バンド』を初めて聴いた時に口をついたのはなぜか
「うわ、これでいいじゃん」
でした。
いつか自分の手で形にするはずだった『自分とバンド』についての気持ちと景色が先に歌われてしまったはずなのに、でもそれが一寸のズレも感じないほど赤裸々で、ぐうのねもでないほど素敵で。
説明できない不思議な安心感
という伏線を
8年後にその曲をback numberでカバーする
という形で回収させてくれたことを
心から感謝します。
ありがとうクリープハイプ。
愛しているよ。