2025.08.04
10/24(金)に公開される映画「ミーツ・ザ・ワールド」の主題歌と音楽を担当しました!
本作は、芥川賞作家・金原ひとみさんが歌舞伎町を舞台に描き、第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を、監督に松居大悟さん、主演に杉咲花さんを迎えて映画化。
クリープハイプが実写映画の音楽を担当するのは、今回が初めてです。
主題歌として書き下ろした新曲『だからなんだって話』の一部が聴ける予告編映像も公開されました。
<クリープハイプ コメント>
この度、映画『ミーツ・ザ・ワールド』の主題歌、劇伴音楽をつとめさせて頂きました。送っていただいた映像を見て、歌舞伎町で由嘉里がライと出会い、不安や希望、焦りや期待、いろんな感情をないまぜにしながら、たくさんの出会いを通じて、新しい世界が広がっていく様子を音楽で表現したいと思いました。
はじめての実写映画での劇伴作業は、そこに映る繊細な表情、声のトーンや息づかい、色んな人が交錯する歌舞伎町の景色に向き合い、このシーンから聴こえてくる音楽は何なのかと探す日々で、苦悩もありましたがとても新鮮で忘れられないものになりました。
<松居大悟監督 コメント>
「クリープハイプに映画音楽をお願いしませんか︖」とプロデューサーの深瀬さんから提案された時は驚きました。これまで彼らの音楽に物語で寄り添ってきましたが、金原ひとみさんの物語にクリープハイプが寄り添ったら素敵だろうと思っていたし、何より映画的な理解がある。音楽だけやってくれるのかい、主題歌はどうしようかねぇ、など話しながら音楽制作を進めていたら、『だからなんだって話』という歌が送られてきて。間違いなくクリープの歌で、間違いなくミーツ・ザ・ワールドの歌でした。
脚本は、ずっとご一緒したかった『くによし組』の國吉咲貴さんと制作して、由嘉里が出会う人々には様々な世界の素敵な方々が参加してくれました。
劇中で出てくるアニメ『ミート・イズ・マイン』はもはや一つのアニメシリーズを作るような座組で、そこから二次創作するチームが更に愛を広げてくださって。すべての制作の段階で、沢山の方々が愛情を教えてくれました。
映画で人を救えるなんて思えないけれど、この映画が少しでも明日の支えになったらいいなと思います。
【作品情報】
タイトル:「ミーツ・ザ・ワールド」
監督:松居大悟
原作:金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』(集英社文庫 刊)
脚本:國吉咲貴、松居大悟
出演:杉咲花、南琴奈、板垣李光人
くるま(令和ロマン) 、加藤千尋、和田光沙、安藤裕子、中山祐一朗、佐藤寛太
渋川清彦、筒井真理子 / 蒼井優
(劇中アニメ「ミート・イズ・マイン」) 村瀬歩、坂田将吾、阿座上洋平、田丸篤志
音楽:クリープハイプ
主題歌:クリープハイプ『だからなんだって話』(ユニバーサルシグマ)