尾崎世界観 執筆の中篇小説
『母影(おもかげ)』発売!
尾崎世界観 執筆の中篇小説
『母影(おもかげ)』発売!
「新潮 2020年12月号」に掲載された尾崎世界観『母影』が
第164回芥川賞の候補作に選出されました!
そして、『母影』の単行本を2021年1月29日(金)に発売します。
タイトル:『母影』
著者:尾崎世界観
出版社:新潮社
発売日:2021年1月29日(金)
予価:1,300円+税
私は書けないけど読めた――お母さんの秘密を。
行き場のない少女は、カーテン越しに世界に触れる。
小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。
お客さんの「こわれたところを直している」お母さんは、日に日に苦しそうになっていく。
カーテンの向こうの母親が見えない。
少女は願う。「もうこれ以上お母さんの変がどこにもいかないように」。
12/29(火)配信開始 ミシマ社WEB雑誌「みんなのミシマガジン」のコーナー「今月のミシマ社」にて、三島さんより今年の一冊として『母影』を取り上げていただいています。
▼詳細はこちら
https://www.mishimaga.com/books/kongetsu-mishimasha/002836.html
2021年1月29日(金)に発売する尾崎世界観『母影』の書影が公開されました! デザインは寄藤文平さんに担当していただいています。
「新潮 2020年12月号」に掲載された尾崎世界観『母影』が第164回芥川賞の候補作に選出されました!
そして、『母影』の単行本を2021年1月29日(金)に発売します。
12/7(月)発売「文學界 2021年1月号」の新人小説月評にて『母影』を取り上げていただいています。
▼詳細はこちら
https://www.bunshun.co.jp/business/bungakukai/backnumber.html?itemid=281&dispmid=587
12/7発売「群像 2021年1月号」の創作合評にて『母影』を取り上げていただいています。
尾崎世界観(オザキ・セカイカン)
1984年11月9日、東京都生まれ。2001年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。
2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。
2016年、初小説『祐介』(文藝春秋)を書き下ろしで刊行。
他の著書に『苦汁100%』、『苦汁200%』(ともに文藝春秋)、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA)。千早茜との共著に『犬も食わない』(新潮社)。
対談集に『身のある話と、歯に詰まるワタシ』(朝日新聞出版)。